イベント情報

・人手不足が顕在化

経済産業省が2016 年と2017 年の12 月に実施した人材確保の状況に関するアンケート調査を比較すると、2017 年から日本のものづくりに人手不足の課題が顕在化したことが分かります。

•「特に課題はない」が19.2％から5.8％に大幅に減少
•「大きな課題となっており、ビジネスにも影響が出ている」

が22.8％から32.1％に大幅に増加(2018 年版ものづくり白書 経済産業省)

・オーエスグループは2017 年 11 月に「ものづくりDr.KidsKey アカデミー」を開校

オーエスグループは日本のものづくりの継続に寄与することを責務と考え、メーカーとして持つ知識を子供たちに伝える「ものづくりDr.KidsKey アカデミー」を2017 年に開講いたしました。 ハードウェア・ソフトウェア・機械メカニズムを掛け合わせた独自カリキュラムで小学生を対象に、“ものづくり” の考え方や仕組みを伝えています。

授業ではわたしたちの生活に密着する様々な電子機器がどう動くかを体感し、なぜそうなるのかを教え、電子工学の視点から日常に潜む問題に気付けるような力を育んでいます。

・無電化地域とは

無電化地域とは電力供給を受けていない地域のことです。原因は電力インフラが未整備、紛争地域であるなど様々です。多くはサブサハラ・アフリカや東南アジアの国々で、約7.5億人が影響を受けています。
※「 令和4年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書2023）」（資源エネルギー庁）

・電力供給が得られないことの問題点

電気が無いと、教育・医療・通信の分野に大きな影響を与えます。学習機会の損失や健康被害につながり、高度な職に就けない・経済成長ができないといった悪循環を生んでいます。 一方、スマートフォンの利用は進み、サブサハラ・アフリカでの普及率は64％（2021年時点）です。しかし充電できる場所は限られ、片道2～3時間移動することもあるといいます。大人達が充電に出掛ける間、子供達は家畜の様子を見ることになり、学校に行く時間が失われています。

※「焦点：アフリカの若者のネット活用、高いデータ通信料が障害に」2022年6月19日（REUTERS）
※「学校で携帯をチャージできる「牛」が登場。太陽光でタンザニアの子供に教育機会を提供へ」2021年1月20日（IDEAS FOR GOOD）

・日本の無電化地域

不法投棄に悩む山間部、水害対策を図る海沿い、災害停電時。日本にも無電化地域の課題はあります。 株式会社オーエスエムと宍粟市は「まちづくりに関する協定」を2021年に締結。約90％が森林に覆われ、電源網を整備が困難な宍粟市で、再生可能エネルギーを活用した防犯・防災対策に挑みます。